なめRUN

Running, Eating, etc.

【レース備忘録】2019東京🏆DNF反省編

だいぶ日が経ってしまいましたが💦
書き残しておきます。

 

まず、今回の東京マラソンは低体温によるDNFという大変厳しい結果に...😭

 

(こういう時こそ真っ先に更新しなければブログをやっている意味が無いのに。マラソン大会で初めて経験した棄権。色々とショックが大きかったです…)

 

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16kmくらいから身体が硬く動き難くなり、震えでアゴがガクガクし始める。

22km地点で脚が止まり、震えが激しくなる。あぁこれ、マズイやつかもしれん。。
ボランティアの方に抱えられ救護室へ。

ストーブで暖をとらせていただいてから毛布でグルグル巻きにされてベットへ。
とにかく震えがおさまらない。暖かい経口補水液を飲ませてもらいながら只管横になる。

 

少し落ち着いた頃を見計らって、医師に再開するかどうか聞かれた。

勿論だ。どんな状況になっても完走はしたかった。

と、上を着替えさせてもらい自分の服はビニール袋に入れて持ち帰りながら
コースへと戻る。しかし雨脚は変わらず。すぐに冷たさを感じた。

 

2kmもいかないところで再び震えが止まらなくなり、たまらず膝から崩れてしまった。

あえなく撃沈。

医師に状況を話すと

 

・表面だけいくら温めても、今は身体の芯が冷えている状態だから

再開しても同じことの繰り返しになる


・熱を作り出そうと、身体が震えているので、危険。

・医師として現状から、すぐ復帰させるのは考えられない。

 

観念しました。。
そしてゼッケンのバーコードを読みこまれ棄権に。

25km地点の救護室でのこと。


そして再びベットで横になった時、悔しさよりも

自分の勝手な趣味のせいで、家族や友人、お世話になっている方々に心配をかけてしまっている現状に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

しかも、いつも通り携帯を持たずにスタートしたため、連絡手段も無し。

 

スタッフの方のご厚意で携帯をお借りすることができたので、応援ナビをみながら東京駅でゴールを待ってくれている奥様にまず連絡。

 

『(ナビの)点が動かないから、心配したよーー💦 まぁゆっくり帰ってきて〜笑』

 

気を遣ってわざとあっけらかんと話す妻の優しさに触れて、泣きそうになってました。

(勿論、後でこっぴどく叱られました 笑)




以下、今後同じような条件下で再び低体温を引き起こさないように、思い当たる要因を探っていきたいと思います。


◆整列時〜レース中の服装

 

荷物預け終わり、号砲45分前にはスタート整列へ。

 

スタート前は上下サウナスーツで完全防備。
これはかなり暖かかった。次回の冬レースの時も利用したい。

 

ただ、VF4%フライニットがかなり雨を通しやすく、足元はグジュグジュ冷え冷え。

スタート時には既に足先の感覚が無かった。

 

10分前にサウナスーツを捨て、ランシャツ+ランパン+手袋のみに。
心拍数に頼りたい一心で、結局アームカバーはつけず。
これも悪手。

 

さらに手袋も防水では無かった為、バンバン雨を通す。
結果、8km地点で手先の感覚も無くなり、補給用ジェルすら開けられず落とす始末。


全体的に軽装が過ぎた。
今回のような気温・気候では、最後までカッパを脱がなかったり
ウインドブレーカーを着用して臨む方が、適した格好だったと思う。

また、手先や足先を冷やすと、循環して身体の中心に帰って行く血が冷えるので
より体温低下を招きやすい。手袋はビニールで雨の通さないものを、足先はスタート直前まで
ガードするような対策を心がけねばと思った。


◆別大の隠れ疲労〜レース直前までの絞り込み

レース2週間まえに行った計量は49kg付近。
理想体重である47kg前後より大幅な体重増加だ。

別大後に飲み会や会食の機会はあったが、摂取カロリー自体は把握していて
2〜3日の間でカロリーの帳尻を合わせるようにしていたので、その時はかなり意外だったし焦った。


今、冷静に振り返ると、別大後に残った内臓疲労代謝の低下を招いて
体重増減の周期に遅れが出ていたのではないかと思う。

(事実、東京後に会食を重ねても、3/8の会社の健診では46.9kgと減っていたし…)


当時は焦りを感じ、直前10日で1日1500カロリー生活を始めてしまう。。

結果、無理やり1kg近く落とすことが出来たけれど
急な減量も低体温の要因だったのかもしれない。

また、別大後の内臓疲労は、直接的にも影響があったのかなと思う。

自身で認識できる筋疲労については抜けていたように思うけれど
(レース後1週間でのポイント練習でも身体はよく動いてくれた。)
甘かったんだろうな。

秋レースでも、あいだ4週間でのフル連戦の難しさを感じたが
今回の東京で厳しいほど再認識させられた。

 

特に内臓疲労による代謝の落ち込みは、認識し難いという点でも深刻。

(東京という大舞台で気合が入っていたというのもあるが、
フワフワした高揚感に足元をすくわれたようにも思う)


ここら辺は、フル連戦できる走力云々とは別に、かなり個人差のある問題かも。

少なくとも今の自分には1ヶ月での連戦は合っていないと感じた。


来シーズンは、1ヶ月半以上は間をあけるようなスケジュールの方が
色々とリスクが少なく済むということを念頭に、レースをいれたい。

◆追加

今回の東京、勿論ネガティブなことばかりではなかった。


3日前からのカーボや前日の睡眠等は問題無く、快食・快眠、そして快便であったことを考えると
直前の生活習慣に関しては、合格点をあげられると思う(減量以外は笑)

ランツイ仲間の皆様との交流も捗った。

 

KAZさん主催のシューズ円陣では、レオンさんとも再開できたし

アサヤンさんとは、なんと偶然にも整列前のトイレの列(笑)〜スタート整列前までご一緒できた。

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皆、しっかり自己ベストを更新❗️

凄ぇなぁ😳

 

改めておめでとうございます🙇‍♂️

 

 

また、一緒に参加していたゲーム🕹関係の友人2人もしっかり完走❗️

 

諸々、なんだか自分の事のように嬉しくて、正直救われた気持ちでした。

 

今回、中々できない経験をさせてもらえましたし( 経験したことを活かせるようなレースには今後出会いたくないけれど笑)

 

走り切っていない分、脚自体の疲労の抜けは早いと思うので、切り替えて次シーズンに向けた練習に励んでいきたいッス😆

 

 

ちなみに、DNF者の収容バスはあのはとバスさんでした😳

 

ぶっちゃけ初めて乗りましたよ 笑

それが収容バスになるなんてな〜💦笑